当社は、世界的に成長を続けるヨウ素市場への対応を含め、将来のさらなる需要増に応えるべく、ヨウ素増産計画を推進しています。
当社が生産しているヨウ素は、日本最大の水溶性天然ガス田「南関東ガス田」が広がる千葉県において、グループ会社である関東天然瓦斯開発(株)がガス井戸で汲み上げた地層水(かん水)を原料としており、当社のヨウ素工場まで送水管でかん水を輸送することが困難な場所では、ガス井戸に併設するヨウ素吸着設備(井戸元吸着設備)の新増設に積極的に取り組んでいます。
こうしたなか、千葉県長生村にてDH-6井戸元吸着設備の新設が完了し、8月5日から稼働を開始しました。
今後も国内有数のヨウ素サプライヤーとして、日本が誇る天然資源であるヨウ素の生産・販売を通じ、環境との調和、地域社会との共生を図りながら、人々の健康と快適で豊かな社会の実現に貢献してまいります。